"別れとは、再会するためにあるものだ"

タイトルの言葉は、あるドラマでのセリフでとても印象に残ったので、使わせていただきました。そんな出会いも含めて、人間って、仕事って、生活って、女性って、・・・と様々なことを記していきます。

水曜日, 6月 27, 2007

日帰り信州

 昨日は突然の有休を取り(ここ最近そういうことが可能な時期なので)、前から行ってみたいと思っていた、電車での日帰り旅行に行ってきた。場所は、うちからお手軽にいけるところで、まだ行ったことがないところがいいなぁと思い、長野県松本へ。普通に朝のラッシュ時間に、特急「あずさ」松本行きに乗り込む。自由席だったが、スーツ姿と観光姿の人たちでほぼ満員。天気は曇りだったので、南アルプスや八ヶ岳の車窓は見れなかったが、車で行くのとはまた違った景色をのんびり楽しめた。

 松本には昼前に到着。駅構内に観光案内所があったので、そこで市内マップといくつかのパンフを手に取る。最近どこの自治体でもやっている、市内循環バスの案内もあって、これを使ってまず松本城に行こうと決めたが、地図を見るとさほど遠くない感じ。窓口で、歩くと何分くらい掛かるかを聞いたら、約15分です、とのことなので、それくらいだったら歩いた方が、と思い、歩いてお城に行くことに。なんか、心が弾む。

 見所スポットマップを見ながら、てくてく歩いていくと、昔のきれいな町並みを再現したような通りがあったので、ふらっと入ってみた。ちょっとした資料館や、そば屋、お土産屋などが立ち並んでいて、いい雰囲気。すると、無料のレンタサイクルという看板が目に付いた。自転車あれば便利だろうなーしかもタダやしー、ということで、そこで借りることにした。これで一気に行動範囲を広げることに。そこから少しお城寄りに行った川沿いに、小さなお店がひしめき合っていろいろ売っている小道があったので、のんびり左右を見ながら通り抜け、お城へ到着。この松本城は、天守閣もお堀もきれいに残っていて、とても立派。詳細は、後ほど旅行日記のページを作成予定(久々の更新か?!)。

 お城の拝観料(¥600)で、隣接する博物館でウィーン展の特別展も見れる、ということで、そちらも見に行ってみた。小さいながらもななかな目を見張るものが展示されていたので、意外にも満足な美術鑑賞もできた。次にお城の北側にある、旧開智学校へ。昔の洋風作りの学校で、木の床や机、椅子が当時のままで展示されており、歴史の深さを感じる。自分の小学校時代に一部残っていた、木製の勉強机&椅子を思い出したね。そしてお昼は、軽くWebで下調べしておいたおそば屋へ。ちょっと奮発して、お任せコースを注文。小物3品、生湯葉、豚カツ、そば、と4品で¥2,400。街中のそば屋で、豚カツという文字を結構目にしていたので、気になって食べたくなってしまったのでね。どれも普通においしかった。

 食後は、日帰り温泉に行こうと決めていたが、これは下調べしていなかったので、バス乗り場で、近場の日帰り温泉を教えてもらった。バスで2o分くらいの、浅間温泉エリアにある「枇杷の湯」へ。時間制限無しで¥800。お風呂は、お湯が無色無臭で本当に温泉なのかなぁとやや疑問?!室内浴槽、ヒノキの露天、サウナ、洗い場が約12と、浴槽などはサイズ的に小さいが、サウナがあったのにはややびっくり。そしてお風呂以外の施設がなんとも風情があって良かった。廊下からは、きれに手入れされていた中庭が見えるし、ここが資料館?と一瞬思うようにいくつか歴史物の展示物があったり、きれいな和室がいくつかあったり、建物自体がこじんまりしているが、まだオープンしてそんなに経ってないことから、空いていればとてものんびりリラックスできる日帰り温泉だね。

 そこで軽く読書&昼寝をして、バスで再び松本駅へ行き、ワインのハーフボトルを土産に新宿行きの「あずさ」に乗って家路に。松本は雲が多かったが晴れていたし、取りあえずは松本はいい街だった、ということで締めよう。平日はどこも空いているので、ゆっくりできるという贅沢な日帰り旅行を味わえて、少し幸せな一日だった。

リンク:松本の観光案内

ラベル:

金曜日, 6月 22, 2007

がん治療

 今日は父親のがんのお話。結論を先に言うと、末期の肝臓がんということで、先日余命宣告も受けた。先週水曜に地元近くのがんセンターに入院し、左胸部からカテーテルを血管に挿入し肝臓の入り口まで挿入させる手術を行い、カテーテルから2種類の抗がん剤を5日間投与する、ということを行った。入院当日に有休を取って病院へ行き、父母と3人で担当医から病状と今後の治療方針&計画の説明を細かく聞いた。CTによる肝臓の写真を見る限り、確かにがん細胞が完全に消滅することは残念ながらなさそうだった。かなり大きながん細胞が1つと、小さいものが複数点在している状態なので、現段階での治療法は、抗がん剤の直接投与しかない、ということらしい。写真を見ると、ほんと初期段階の発見がいかに重要かを感じたね。

 そして5日間の投与も終わる頃の様子を聞いてみたら、夜になると微熱が出るが、それ以外の抗がん剤による副作用や、カテーテルの合併症・拒絶反応などは全くないようで、食欲もあるとのこと。これには本当に一安心した。がん患者の多くは、抗がん剤の副作用に苦しんでそれを抑える薬を飲んだりして、どんどん体力が失われることを聞いているので、それが心配だった。

 今後は、2週明けた後にまた5日間の投与、というサイクルをしばらく繰り返し、2ヶ月ごとにCTなりで検査をして抗がん剤による効果を見ることになる。なので、定年後に勤め続けている会社を辞めることになりそうで、予想外に早く訪れたセカンドライフ、しかしがん治療生活を前提とした、をどう過ごすのか、を母親と共に心配している状況だ。

ラベル:

月曜日, 6月 18, 2007

負けないで

 先月亡くなったZARD・坂井泉水の曲の中で、一番記憶に強く残り一番親しみやすかった「負けないで」。今改めて歌詞を読み返してみると、なんて分かりやすく伝わりやすい詩なんだろうって思った。こんなにpureな詩を書けるアーティストなんて、そう滅多にいないよね。なんでそんな人が、亡くなってしまうのだろう・・・。とても残念だ。彼女は去年から癌で入退院を繰り返していたという報道は、亡くなった後に知った。今の自分にとって、癌は決してどこか遠いところにあるものではなく、とても身近なところにある。「負けないで」は、うちの父や同じように病気で苦しんでいる人たちの心に、いつまでも届いて欲しいって願っています。

 曲の中には、その時代の背景を物語っているものあるし、そんなに大袈裟じゃなくても嬉しかった時、悲しかった時に何度も聞いた歌は、聞くたびの当時のことを思い出すよね。そういう曲を聞いたり、歌ったりして、苦しい時を何度乗り越えてきたことか。自分は、歌とは人生の伴走者だと思っている。歌うことも好きだし、聞くのも好きだし、毎日欠かすことのない体の一部のようなものだ。しかし、だ。最近、「負けないで」くらいの気持ちに響く、誰もがいいよねって言える曲が出てこないことがとても残念に思っている。最近で言うと、スマップの「世界に一つだけの花」かな。アーティストの皆さん、是非心に響く歌を作ってください。

ラベル:

土曜日, 6月 16, 2007

呆れる年金問題

 今世間で大問題になっている年金問題。実は自分の年金記録を去年調べていた。きっかけは、朝刊の特別紙面に、手軽にインターネットで自分の年金加入状況が分かる、という特集が載っていて、自分の場合は厚生年金なのでまぁ問題はないだろうけど、転職をしているのでちゃんと記録されているかなー程度に思ったので、調べることにした。現在「火だるま」状態の社会保険庁のWebにアクセスして、情報を入力してしばらくすると、郵便でWeb照会用ユーザIDとパスワードが送られてきた。それを使ってログインすると、ちゃんと正しい記録になっていることが確認できた。まぁ10年も働いていないので、問題がないのも頷けた。

 しかし両親に年金のことを聞いてみると、うちも例外ではなかった。2年位前に、母が父の納付状況を確認したところ、父は3つの会社で働いてきているが、最初に入社した会社の名称が、全く見に覚えがない、異なっていた名称だったそうだ。そこで、窓口で訂正依頼をしたら、すんなりと正しい会社名に変更できた、とのこと。その時は、何かの手違いだっただろうくらいにしか思っていなかったが、昨今のニュースで、父も決して他人事ではなかった、ということだね。それにしても、社保庁は呆れ返って物も言えないほどお粗末な仕事っぷりのようで、まさにこれが国家公務の生ぬる体質なんだろうね。民間ならとっくに制裁を受けているのにね。

ラベル:

日曜日, 6月 10, 2007

幸せとは

 今朝は朝から雷雨。もうすぐ梅雨の時期だから、雨降りの日がこれから多くなるね。そういう時の湿気がほんとに嫌だ。そろそろエアコンの掃除や試運転をしておかないと。

 ところで、「何でもないようなことが幸せだったと思う」って、皆さんはどう感じるだろうか。別段なにかいいことばかりとか悪いことばかりとかではなく、ごく普通の生活・仕事・人生を送っていた過去のことを、今振り返ってみると幸せに思える、ということだろうけど、どうして今そういうことを振り返るんだろう。どうして幸せだったと思えるんだろう。今が不幸せだから?今がいいこと・悪いことが続いているから?きっとそうなんだろうね。人生に浮き沈みはつき物だ。大体の人って、幸せな時=過去<将来 を多く見て、不幸せな時=過去>将来 を多く見るって最近思う。少し前の自分の日記では、自分は過去よりも将来を見ていく人間だ、と書いていたけど、きっとその時は幸せなほうだったんだろうね。幸せなときほど周りは見えず、落とし穴があったりするものだ。だから自分を客観的に見れる力って、あったらいいなと思う。でも、じゃあ客観的に見たら、どうするの?とも思う。某CMじゃないけど、自分の進むべき道が見えたりするのかなぁ。今、自分はどこに向かって歩いているんだろう、そう考えることが多くなってきた。ただ時間の流れに任せる人生ではいたくない。心が曇ったまま、6月は過ぎていきそうだ。

ラベル:

日曜日, 6月 03, 2007

癒しを求めて

 普段の土曜は午前中にテニススクールのレッスンがあるが、昨日キャンセルをして、またまた海を見にドライブに行った。途中、懐かしの成田さくらの山公園に立ち寄った。公園は木々が成長し、いい感じに木陰ができていた。駐車場がきれいに拡張されていたので、とても利用しやすくなった印象だった。3年振りくらいに行ったけど、それ程混雑していなく、ここは自分の中でも大事にしたい公園の一つだと実感したね。

 その後1時間ほど足を伸ばして、茨城・鹿島灘の海へ。最初の海岸では、多くのサーファーが波乗りに興じていて、見ているだけでも楽しくて、あっという間に時間が過ぎた感じ。やや強い日差しと冷たい海風で、本当に(×3)気持ちがよくリフレッシュできた。次に立ち寄ったところは、まだ出来て間もない海浜公園。広い駐車場(無料)とトイレ、簡単なお店と情報センター、それに広々とした芝生広場がある公園。さらに、感激したのは、その公園は高台のところにあるので、砂浜へ続く下り坂の遊歩道から、どこまでも続く砂浜と母なる大洋を見下ろす景色に出会ったこと。心地良い風を受け、これも本当に(×3)感激した。歩く人たちのほとんどが「おーいい景色だ」と言っているのが聞こえたから、これは自信を持って人にお薦めできる場所だ。ここはサーファーは全くいなく、ファミリーやカップル、一人で来ている人など、ほのぼのとした雰囲気。なので、ここも自分の中で大事にしたい公園の一つに挙げることにした。最近の仕事のストレスで結構滅入っていたので、森を歩き海を見るって本当にいいなぁと、しみじみ感じた一日だった。

ラベル:

金曜日, 6月 01, 2007

目標が見えない

 今昔の日記を読み見返して、新たに思ったこと。それは、書き出しの頃ってすごく充実した生活を送っていて、前向きな言葉が書き綴られているなぁ、と。我ながら、どうして当時はこんなことをいろい書けたんだろうってやや不思議に思う。でもそれは、今の心境があまり心地いいものではないからかもしれない。5月は本当に仕事で辛い時期を過ごした。ただでさえ5月病みたいなGW後のBlue over happyだったのにね。なんか、いろいろなことに対して今は目標が見えない時期なのかもしれない。仕事にしても、私生活にしても。私生活に目標を持つって、そうあることじゃないかもしれないけど、例えば夏にはまとまった休みで旅行に行く計画を立てている、とかね。少し先の自分がどうなっているのか分からないことに、不安を抱いているのかなぁ。頭で思ってても、行動に移す気になれないっていうのもあるかな。若干バイオリズムが底を打っている状態です。

 6月は梅雨入りだけど、気持ちは晴れが続くようにしたいね。

ラベル: