日帰り信州
昨日は突然の有休を取り(ここ最近そういうことが可能な時期なので)、前から行ってみたいと思っていた、電車での日帰り旅行に行ってきた。場所は、うちからお手軽にいけるところで、まだ行ったことがないところがいいなぁと思い、長野県松本へ。普通に朝のラッシュ時間に、特急「あずさ」松本行きに乗り込む。自由席だったが、スーツ姿と観光姿の人たちでほぼ満員。天気は曇りだったので、南アルプスや八ヶ岳の車窓は見れなかったが、車で行くのとはまた違った景色をのんびり楽しめた。
松本には昼前に到着。駅構内に観光案内所があったので、そこで市内マップといくつかのパンフを手に取る。最近どこの自治体でもやっている、市内循環バスの案内もあって、これを使ってまず松本城に行こうと決めたが、地図を見るとさほど遠くない感じ。窓口で、歩くと何分くらい掛かるかを聞いたら、約15分です、とのことなので、それくらいだったら歩いた方が、と思い、歩いてお城に行くことに。なんか、心が弾む。
見所スポットマップを見ながら、てくてく歩いていくと、昔のきれいな町並みを再現したような通りがあったので、ふらっと入ってみた。ちょっとした資料館や、そば屋、お土産屋などが立ち並んでいて、いい雰囲気。すると、無料のレンタサイクルという看板が目に付いた。自転車あれば便利だろうなーしかもタダやしー、ということで、そこで借りることにした。これで一気に行動範囲を広げることに。そこから少しお城寄りに行った川沿いに、小さなお店がひしめき合っていろいろ売っている小道があったので、のんびり左右を見ながら通り抜け、お城へ到着。この松本城は、天守閣もお堀もきれいに残っていて、とても立派。詳細は、後ほど旅行日記のページを作成予定(久々の更新か?!)。
お城の拝観料(¥600)で、隣接する博物館でウィーン展の特別展も見れる、ということで、そちらも見に行ってみた。小さいながらもななかな目を見張るものが展示されていたので、意外にも満足な美術鑑賞もできた。次にお城の北側にある、旧開智学校へ。昔の洋風作りの学校で、木の床や机、椅子が当時のままで展示されており、歴史の深さを感じる。自分の小学校時代に一部残っていた、木製の勉強机&椅子を思い出したね。そしてお昼は、軽くWebで下調べしておいたおそば屋へ。ちょっと奮発して、お任せコースを注文。小物3品、生湯葉、豚カツ、そば、と4品で¥2,400。街中のそば屋で、豚カツという文字を結構目にしていたので、気になって食べたくなってしまったのでね。どれも普通においしかった。
食後は、日帰り温泉に行こうと決めていたが、これは下調べしていなかったので、バス乗り場で、近場の日帰り温泉を教えてもらった。バスで2o分くらいの、浅間温泉エリアにある「枇杷の湯」へ。時間制限無しで¥800。お風呂は、お湯が無色無臭で本当に温泉なのかなぁとやや疑問?!室内浴槽、ヒノキの露天、サウナ、洗い場が約12と、浴槽などはサイズ的に小さいが、サウナがあったのにはややびっくり。そしてお風呂以外の施設がなんとも風情があって良かった。廊下からは、きれに手入れされていた中庭が見えるし、ここが資料館?と一瞬思うようにいくつか歴史物の展示物があったり、きれいな和室がいくつかあったり、建物自体がこじんまりしているが、まだオープンしてそんなに経ってないことから、空いていればとてものんびりリラックスできる日帰り温泉だね。
そこで軽く読書&昼寝をして、バスで再び松本駅へ行き、ワインのハーフボトルを土産に新宿行きの「あずさ」に乗って家路に。松本は雲が多かったが晴れていたし、取りあえずは松本はいい街だった、ということで締めよう。平日はどこも空いているので、ゆっくりできるという贅沢な日帰り旅行を味わえて、少し幸せな一日だった。
リンク:松本の観光案内