"別れとは、再会するためにあるものだ"

タイトルの言葉は、あるドラマでのセリフでとても印象に残ったので、使わせていただきました。そんな出会いも含めて、人間って、仕事って、生活って、女性って、・・・と様々なことを記していきます。

木曜日, 1月 14, 2010

中国・北京 2泊3日観光

 こんな寒い時期にも関わらず、成人の日の3連休に中国・北京に観光で行ってきた。ANAマイレージを使って母親と2人旅行。初めてちょっとした親孝行をした気分で、母も喜んでくれていた。そんな母は以前ツアーで北京に行ったことがあり2回目だったが、自分は北京は初めてで且つ海外旅行も4年ぶりとあってかなりワクワクドキドキ。しかも数日前に大雪が降ったそうで、北京の街はいったいどーなってるの?と逆の意味でもワクワクだった。

 初日、羽田からのNH1285便で北京へ。12時半頃北京国際空港着。羽田や成田と規模が大違いでかなり広い。そして事前に予約していたツアー会社(旅WEB)のお迎えと合流し、車で万里の長城へ。ガイドさんは20代の現地女性。でも日本語が堪能で、言葉の不自由はなかった。いくつかある長城のうち、「八達嶺長城」に案内してもらった。しかし・・・。天気予報で最高気温-3℃と言っていた以上に寒く、雪がまだ多く残っている。ガイドさんにロープウェイで上がってしまったほうが早いと言われ、一人往復60元を払って長城へ。上の方は風が顔を突き刺すように冷たい。それでもそこそこ観光客で賑わっていて、約30分くらい長城を上り下りしてきた。まぁ夏の観光シーズンだとかなり混雑するから寒い時期でもマイペースで上ったり写真取ったりできたから良しとしようか。次に向かったのが車の中で急遽決めた雑技団ショー。約1時間の公演だったが、徐々にスゴ技が出てきてみるみる呑み込まれていったね。これは何度見ても楽しそうなのでオススメです。最後に夕食をホテル近くの北京料理屋に行き、北京ダックをいただいて終了。ホテルはこれまた日本語可のニューオータニ長富宮

 2日目。この日はJTB現地ツアーのサイトで予約した「北京市内一日観光」。ガイドさんは同じく20代の日本語堪能な女性。日本人と見間違えるくらいの顔立ちでちょっぴりかわいい。朝8時半くらいにまずは「天安門広場」へ。道路と歩道以外はまだ雪が積もったままで、やはり激烈に顔が寒い。。。門をくぐって次に「故宮」を見学。天安門広場以上にだだっ広い。ガイドさんの建物や展示品の説明を聞いて、中国の歴史の深さに感心しまくり。約1時間半見学して、次に「頤和園」へ。広い湖とそのほとりにある長い回廊や建物の見学がメイン。湖は完全凍結で多くの人が散歩していた。回廊の天井部分に三国志の趙飛と馬超の一騎打ちの絵が描いてあり、三国志ファンとしてはうれしくなったね。昼食をはさんで、次に「天壇公園」へ。明の時代の祭壇の場だったようで、天壇という丸い三段屋根の建物がメイン。そのメインに行く前に公園内を少し歩いたが、中国のごく普通の休日の過ごし方を垣間見えた。トランプ、マージャンに似た遊び、カラオケ、羽根蹴り、民謡的な踊り、・・・。みんな賑やかに楽しく遊んでたね。最後に車の中から「鳥の巣」(2008年北京オリンピックスタジアムね)を見て終了。その鳥の巣は今、人工スキー場に変身しているんだって!なので中に見学だけで入ることはできないとのこと。残念。

 3日目、この日は前日のガイドさんから薦められた「胡同」(フートンと読む)巡りの半日ツアーに参加。ホテルにJTBデスクオフィスが入っているおかげで簡単に申し込み・支払いが出来た。とても便利。タクシーで北海付近の胡同を三輪リキシャで回る。ガイドは今度は男性で年齢は自分より若い感じ。よくしゃべり、胡同のガイドだけでなく最近の中国事情や文化大革命時代のことを話してくれて、より一層中国を知ることができた。最後に胡同のある家庭のおうちに案内され、お茶とお菓子を用意してくれ、家族や家の歴史、近所のことを説明してもらった。胡同の中で富豪・貧民が門構えで分かる仕組みになっていて、そこの土地の値段もどんどん上がっているんだって。今は都会に住んで経済成長の波に乗りたがるんだろうけど、そのうち古き良き時代を思い返す時代が来ることになるでしょう。そして昼になり、北京中心部から軌上快機というエアポートライナーに乗り空港へ。

 あっという間の3日間だったけど、母いわく五輪の前に行ったから、街の変わり様には驚いたみたい。ガイドさんも同様のことを口々に言うので、これからもますます発展して変わっていくんだろうね。中国株でも買っておくかな(笑)