"別れとは、再会するためにあるものだ"

タイトルの言葉は、あるドラマでのセリフでとても印象に残ったので、使わせていただきました。そんな出会いも含めて、人間って、仕事って、生活って、女性って、・・・と様々なことを記していきます。

月曜日, 12月 03, 2007

大切な気持ち

 おとといの土曜に父の四十九日の法要を無事に終えることができた。葬儀に比べればそんなにやるべきことは多くないので流れに任せればさっと終わるだろうと思っていたら、大間違いだった。2週間前から準備をしてきたのだが、いざ当日になると次々とうちに来る親戚の相手をし、お墓(実家とお墓は歩いて2分くらい)に事前に挨拶に行って精算を済ませたり、法要に欠かせない食事のお店へ最終人数の連絡、食事の際の初めと最後の挨拶、そしてお香典返しと、これらを全て自分達で行わなければならず(当たり前だが)、夕方前に終わった時には疲労感を感じたね。でも弟や親戚と協力したおかげで何事もなく終えることができた。家族のありがたさ、大切さ改めて実感できたね。

 でもその法要の前に仏壇を購入した時の営業の人から、とてもいい話を聞いた。四十九日までは父の魂は家の周りを彷徨っていて、四十九日目にやっと三途の川を渡って天国に行けるんだって。そして残された家族が争いもなく楽しく幸せに過ごすことが、天国に行った父にとって最大の供養になるんだって。同じようなことを、土曜日にお寺の住職からも聞いた。「お父さん、ありがとうね」という一言の気持ちが大切なんだって。その言葉を聞いた途端、病院で亡くなった後に父と2人きりになったときのことを思い出した。霊安室で病院での最後のお別れですと言われ、お線香を手向けたときに大泣きしながら父の頬を触りながら「お父さん、ありがとう」って言った時のことを。最も深い悲しみの時だった。

 そして親戚への挨拶の時には自分にとっても人間にとってもとても大切な言葉、「感謝の気持ちを忘れずに」一生懸命生きていく、と言うことを伝えた。最近の自分は何かにとりつかれたようにこの言葉を友人らにも伝えている。当たり前のことなんだけど忘れてしまっていたり気付いていない人に知ってもらいたいし、この気持ちを絶えず忘れずに生きていけば絶対に幸せになれるよ。時々自分も自問自答しなくちゃ。。。