"別れとは、再会するためにあるものだ"

タイトルの言葉は、あるドラマでのセリフでとても印象に残ったので、使わせていただきました。そんな出会いも含めて、人間って、仕事って、生活って、女性って、・・・と様々なことを記していきます。

月曜日, 9月 24, 2007

神の宿る山・1日目

 この連休、ブナの原生林がたたずむ青森県・白神山地に訪問してきた。写真はまた旅行記に載せるとして、本当に素晴らしいものを見て素晴らしい人達と出会い、その都度感動してきた。多くの初体験的なことも、自分を少し成長させてくれたに違いない。

 1日目は新幹線・こまち号で一気に秋田へ、そこから「リゾートしらかみ」号に乗って約2時間で十二湖に到着。十二湖のうち最大の神秘的な池、「青池」を見てきた。神秘的な理由は、水が青く見えて水深9.?mのところ、透明度はなんと9m!だが、なぜ池が青く見えるのかは今もなお不明とのこと。クリアブルーの水は本当に青い色をしているように見えた。この池だけは見る価値十分。言い換えれば、他の池はそれ程でもない・・・かな。そして十二湖付近を約1時間ほど探索したが、ほとんど歩いている人はおらず。途中、ある池のほとりの茶屋にツキノワグマの親子が檻の中にいて、ちょっと挨拶してきた(笑)。

 さらに1時間ほど山道を海側へ下っていくと「サンタランド」というサンタクロースをイメージしたアウトドアランドを高台から見下ろせる所に着いた。バンガローなどの宿泊施設も整っているので、そのうち泊まってみたいね。その近くにある自然博物館に立ち寄って、ちょっとした展示物や白神山地の資料に目を通す。お客さんは誰もおらず、受付のおばちゃんと30分くらい世間話。この辺の田舎の人達の考えや暮らしを聞いたが、いくつかショックな印象を持った。あえては書かないけど、「田舎の人ほど見栄っ張りかも知れんな」っていう締めくくりの言葉が、田舎暮らし経験のない自分には重く感じた。

 そこからさらに30分歩いて、目的の民宿「汐ヶ島」に到着。海岸→五能線線路→道路→民宿な位置で、海は目と鼻の先。子供の頃家族と行った伊豆の民宿を思い出した。あそこも波の音が聞こえるくらいの近さだったなーと。この汐ヶ島さんのご主人、おかみさんは本当に優しく親切で、ご主人の車での送迎には本当に助かった。夕飯も全て地元の海岸で取れたサザエ、他のいくつかの貝、お刺身、鮭のちゃんちゃん焼き、はたはたの和え物、どれを取ってもおいしかったが、なんと言っても最高においしかったのがまぐろの胃袋の切り身。地元でもそう手に入らないらしが、ちょっとしたこりこり感が何とも言えず味も抜群においしかった!1品も残さず、全部満足に胃袋に収まりました(笑)。

 1日目で白神山地の良さを実感できて良かった。東北の人ってやっぱりおしゃべり好きだよなー、でもちょっと津軽弁は端々でわがんねー、と再認識して、翌日の登山のために早めに寝たのでありました。。。

ラベル: