"別れとは、再会するためにあるものだ"

タイトルの言葉は、あるドラマでのセリフでとても印象に残ったので、使わせていただきました。そんな出会いも含めて、人間って、仕事って、生活って、女性って、・・・と様々なことを記していきます。

月曜日, 12月 15, 2008

長生き

 今日はPCの話。今年の秋くらいに楽天市場のPCパーツショップでノートPC用の1GBメモリーを約4,000円で購入し(メーカーサポート対象品だと15,000円!)、メモリー合計1.25GBにしたところ動作が速くなったことを実感できた。やっぱりメモリー増設効果は手っ取り早く生き返らせるには楽だね。しかし、その頃からCD/DVDドライブの読取センサーかなにかがイカれたのかな~と、読取が全くできなくなった。そこでメーカーサポートHPを見てみると、交換には全て込み込み約4万掛かるとのこと!そんなんじゃ新品買ったほうが・・・と思ったが、今のWin XPで十分だしあれこれ増設して生き延びさせてるんだから、よーしいっちょ自分でドライブ交換してみるか、ということで、早速HPをあさってみることに。。。ただし自分で交換作業をすると、メーカーサポートは一切受けられなくなり全て自己責任だ、ということを了承済みで行ってみる。

 調べてみると全く同型のTEAC製CD/DVDドライブは既に生産中止品で、同じTEACのDVD-Rの書き込みもできるタイプだと7,000円程で購入できることが分かったが、問題は交換なんて容易にできるのか?交換して問題なく認識できるのか?というところ。そこも調べてみると、交換作業自体は意外とそんなに難しくなさそうで、物理的に厄介なのがベゼルと呼ばれるドライブのトレー蓋が筐体と干渉してドライブが収まらないかどうか。基本的にはベゼル部分だけは脱着可能で、見た目をきれいにさせたければ現ドライブのベゼルを新品ドライブに付けてあげればよい。物理的な問題はクリアできそうだが、新品ドライブの認識に関してはやってみないと分からない。PCパーツショップの店員さんにメールで尋ねてみたが、自分のノートPCと購入予定の新型ドライブとの交換作業は過去に実績も報告もないらしく、ただしどうしても認識できなかった時は返品&代替品交換をやってくれるとのことなので、7,000円で購入し、おとといの土曜に交換作業を行なってみたのであった。

 まずどうやって現ドライブを取り外すか?同型ノートPCのその方法がWebに公開されていないかチェックしたが、存在なし・・・てなことで、PC背面のネジというネジを全て外して、背面の筐体部分を外そうと試みたが、どうもネジ以外で固定されている様子。力技で無理にやってもしょうがないので、同メーカーの違う形式のノートPCの光学ドライブ交換のWebページを見たところ、背面のある1本のネジだけでドライブが固定されていることが判明!たった1本かよ~と思いながら、ドライブをずらしてみるとあららチョー簡単に取り外せた。そこでベゼルの形状をチェックすると、そのままでは移植できないことが分かったが、ドライブと筐体は干渉しないので、見た目はちょっと変だけど交換せずに新品ドライブをそのままPCに取り付け、一旦ここでPCに電源をONしてデバイスマネージャーを見てみることに。

 すると、新品ドライブは認識されていない。さて困った。。。で、そういう時にどうすれば良いか調べてあって、ドライブのコネクタは50pinあり、そのうちの45pinと47pinをショートさせる(つまり2つを1つにする)とうまく認識されるとのこと。そこで机の上にアルミホイール、ピンセット、ハサミ、セロテープを用意し、アルミを2mm×4mmのサイズに切って45pinと47pinを跨がせるように置いてそれをテープで絶縁部分で固定してみた。ちょっとした図画工作。再びドライブをPCに取り付け、電源ONでデバイスマネージャーを見てみると、やっぱり認識できていない。ふーむ困った。。。2回くらいアルミの位置を修正してみてほぼ確実にショートさせているはずなのに、認識できず。

 そこで、そもそもなぜピンショートさせると認識できるようになるのかを調べてみると、PCの内蔵ドライブ接続の設定に関わっていることが分かった。通常、PCのドライブ認識には2タイプあり、①プライマリ接続のみ ②プライマリ&セカンダリ接続 とあって、それぞれマスター(第1優先)とスレーブ(第2優先)という認識順序がある。マイPCのデバイスマネージャーには、IDEコントローラ部分に②のプライマリとセカンダリの2つが表示されていて、接続した新ドライブはセカンダリのスレーブに繋がっていることが画面で見て分かった。そのスレーブは、なんと自動検出"オフ"の設定になっていて、あっこれだっ!ということで、そこを"オン"に変更し、PCを再起動してみると、認識できるようになったのであった~!パンパカパーン!

 その後ドライブ読み書きテストをしてみたら、全て問題なし。インストールされているライティングソフトでも問題なく書き込みできるし、見事光学ドライブをバージョンアップさせることに成功したのでありました。これでまた5年使ってきたPCの寿命がさらに延びることになったのでで、大切に使ってあげないとね~。最初にも述べたように、こういった作業はPCサポート対象外となってしまうので、全て自己責任になる。これを了解した上で作業を行う必要があるのでご注意を。